魚のゆりかご水田協議会(栗見出在家町)2017農林水産祭で内閣総理大臣賞受賞!

農水省と日本農林漁業振興会はH29年10月18日、2017年度農林水産祭の受賞者を決定。

多角化経営部門において、魚のゆりかご水田協議会(栗見出在家町)が見事に総理大臣賞を受賞しました。

 

水田オーナー制度を取り入れ、近隣住民や県内大学生、県内企業の社員等を受け入れ、毎年、田植えや生き物観察会、稲刈り等のイベントを実施。また、首都圏の中学生を農家民泊に受け入れる交流事業や魚道見学会や生き物学習などを実施している。「魚のゆりかご水田米」を使った米粉や製造したパンや洋菓子を、地元業者と連携して製造販売している。また、老舗酒造メーカーと連携した酒米栽培にも取り組んでいる。

環境教育・6次産業化を通した地域活性化の取組が高く評価された。

付加価値の高い「魚のゆりかご水田米」によるコメの生産や、琵琶湖の環境保全に貢献しており、積極的な教育活動を通して次世代を担う子ども達の地域への郷土愛も育んでいる。今後も、工夫や改善を重ねながら活動し、地域資源や伝統を守り次世代に継承していくため、環境への配慮と6次産業化への取組を組み合わせることで、さらなる地域の活性化につなげていきたいと話されています。