熊本県からの視察
令和6年8月23日(金)、『熊本県農林水産部農村振興局むらづくり課』より課長をはじめ3名の方が当事務局に視察に来られ、多面的機能支払交付金について情報交換をしました。
広域組織の設立や設立後の課題について、また、田んぼダムや長寿命化の取組状況について等の質問があり、広域組織としての状況を説明しました。熊本県も当市と同様に、高齢化により担い手不足となり、活動の継続が難しい状況だそうです。その問題解決のため、組織の広域化を目指されています。
近年は、農村地域の人口減少や後継者不足等により地域で行われていた共同活動が大変困難であると伺っております。地域資源である水路や農道等の維持管理にも影響を及ぼしていると言えます。今回の視察を通して、どの県も現状は同じであることを痛感しました。
これらの問題を少しでも解消できるよう、子どもからお年寄りまでの地域のみなさんが「多面的機能支払交付金」を活用して活動に取り組み、よりよい農村環境へと繋げていただけることを願っています。